過去ログ - DQ5「遺言状で勇者探せと言われた」第十一巻
1- 20
892:1 ◆evD71lEwzE[saga sage]
2013/07/19(金) 19:42:21.93 ID:oJCetcr7o
ゆかりん「あなたが強くあろうとしてるのは“トンヌラのおねえさん”だからなの?」

ビアンカ「えっ?……………。あのね、ゆかりんさん、そんなことは…

ゆかりん「見栄っぱり。意地っぱり。トンヌラにプロポーズしたくせに」

ビアンカ「(グッ)……だって、トンヌラはゆかりんさんを選んだんだから……」


ゆかりん「わたしだけじゃない。つい昨日のことだけどトンヌラはマリアも選んだの」

ビアンカ「えっ!?ど、どういう意味!?」

ゆかりん「そのままのいみだよ。マリアもトンヌラが好きだったけど一度ふられたの」

ゆかりん「ふられたマリアは苦しんで、わたしたちから離れる決意をしたんだけど」

ゆかりん「トンヌラはその別れをみとめず、マリアも恋人にする覚悟をきめたんだ」


ビアンカ「………。ムチャクチャだわ。……ゆかりんさんはそれでいいの?」

ゆかりん「…わたしはトンヌラが好き。なにがあってもトンヌラについてく」

ゆかりん「それにわたし、マリアのことも好きだから」

ビアンカ「あのトンヌラがいいかげんな男なわけない…でも…どういうつもりなの?」

ビアンカ「そんな関係が、結婚や未来に繋がるとは思えない。長続きしないわよ」

ゆかりん「だから、トンヌラはグランバニアの王さまになる決断をしたよ」

ビアンカ「えっ…!?トンヌラはグランバニアの王さまになるの!?」


ビアンカ「…………。どうしてトンヌラ、教えてくれなかったんだろう…………」スワル

ゆかりん「わたしも、トンヌラの考えをしったのはほんとうに昨日なんだけどね」スワル

ビアンカ「………………」ウツムキ

ゆかりん「あなたにわたしとマリアのことを伏せたのも、トンヌラの考えだろうけど」

ビアンカ「………………。…………どうして、私には…………?〉ギュッ

ビアンカはビアンカのリボンをつよくにぎりしめた。

ゆかりん「トンヌラが決めたことなら、運命なら、しょうがない?あきらめがつく?」


ビアンカは両方のこぶしをふりまわした!ゆかりんに4のダメージ!

ビアンカ「うっうっ!うっ、ずるい…ずるいっ!うっううっ…」ポロポロ

ゆかりん「………」ポカポカ

ビアンカ「私が、最初にプロポーズしてたのにっ。ひどいっ!どうして?」ポロポロ

ゆかりん「………」ポカポカ

ビアンカ「私が、なにをしたって言うの?私ずっと、トンヌラを待ってたっ!」ポロポロ

ゆかりん「………」ポカポカ

ビアンカ「こんなこと知らなくてもよかったわ!うう!わざわざ自慢しに来たの!?」

ゆかりん「ちがうよ」ポカポカ

ビアンカ「私が、見栄っぱりで意地っぱりならっ、あなたはただのおせっかいよっ!」

ゆかりん「おせっ…」カチーン

ビアンカ「うわーーっ!!」ウツブセ

ゆかりん「………」



……

………


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/466.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice