10:暇人[sagesaga]
2013/04/26(金) 22:03:11.80 ID:TWP+RKq+0
真尋「……心配なんて必要ない」
嫌に冷たい声だった
自分でも竦んでしまいそうな怖さがある
ニャル子「まーひーろーさーん。そんなことーー」
ニャル子の優しい声だった
いつもふざけているけれど、いつも僕を気にしている
いや、違う。僕を気にしてくれている
けれど僕はベッドを強く叩き、言葉を止め
真尋「煩い! 一人にしてくれ!」
そして怒鳴った
3人の不安そうな瞳が僕を見る
ニャル子の怯え混じりの瞳が
僕をどうしようもなく蝕んでいく
ニャル子「……ご免なさい」
寂しそうで悲しそうなその声を部屋に残し、
3人は僕の部屋から出ていった
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