過去ログ - モバP「幸子の事を本当に理解してあげられたのだろうか」
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[sage]
2013/04/26(金) 15:02:21.52 ID:dNOLliTfo
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「よし!今日もカワイイボクは頑張りますよ!」
昨日の事が原因であまり眠れなかったけれど、もう忘れようと自分を奮い立たせた。
午前中はお仕事があるが、午後からは学校に行かなければいけない。
プロデューサーさんに相談しようと、何度か電話をかけた事もあったけれど、いつも留守番電話だった。
かけ直してはくれるけれど、ボクもまた忙しくて直接話すことは出来なかった。
何度かすれ違った事もあったけれど、本当に挨拶を交わす程度でじっくりと話なんて無理だった。
幸子「お疲れ様でした!」
午前中のお仕事を難なく終えると、嫌でも昨日の紙切れを思い出してしまう。
お昼休みで騒がしい時に登校するのは、何度経験しても不思議な気分だった。
恐る恐る靴箱を開けてみた。そこには変な紙切れも、ゴミが入ってもいなかった。
幸子「ほっ」
ボクは胸を撫で下ろし靴を履き替えた時、左足の親指に違和感を覚えた。
幸子「靴に何か入ってたのかな?」
靴を脱いで確認してみると、白いハイソックスの指先が紅く滲んでいた。
思わず蹲ってしまったボクを、通りがかりの先生に見つかり、保健室へと連れて行かれた。
足の怪我を手当てしてもらった後は、教室に戻るフリをして家へと帰った。
幸いにも今日は金曜日なので、気持ちを切り替える為にもレッスンの時間までは、家でゆっくりと過ごす事にした。
ーーー
幸子「お疲れ様でした!」
いつも通りに仕事を終えて、携帯電話の電源を入れると同時に電話がかかってきた。
珍しくプロデューサーさんからの電話にでられた。
「おっ!久しぶりに繋がったな」
「どうだ?仕事の調子は?」
幸子「カワイイボクが、調子悪い訳ないじゃないですか!」
「良かった良かった。最近は全然見に行けなくて悪いな」
プロデューサーさんは、残念そうな顔をして話していると電話越しでも分かった。
幸子「超売れっ子のボクのプロデューサーさんですからね!忙しいのは分かっていますよ」
「そうだな。それでな、少し話があるんだが事務所に来れるか?」
「時間は・・・・・・」
幸子「行けます!今からですか?!」
ボクは、はやる気持ちを抑えきれずにプロデューサーさんの言葉を遮って、返事をしてしまった。
「じゃあ、今から来てくれるか?」
幸子「し、仕方ないですね!忙しいですけど、プロデューサーさんの為に仕方なく行きますよ!」
そう言いながらも内心はウキウキしていた。
「じゃあ、事務所で待ってるからな」
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