過去ログ - モバP「幸子の事を本当に理解してあげられたのだろうか」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/26(金) 21:24:10.13 ID:dNOLliTfo

あの日から、何日が経ったんだろう。
ただただ、繰り返される日々を過ごしていた。

平日は学校には行かずにカラオケボックスなどで自主練習をしたり、ランニングをしたりして過ごした。
声を思いっきり出したり、体を動かせば気が晴れると思っていたけれど、結局は何も変わらなかった。



ーーー



ある日、学校から両親に連絡が入ったようで、母親に呼び止められた。

幸子「ちゃんと自主学習はしてるから」

素っ気なく答えたボクに、母親はなにも言ってくれなかった。



ーーー



ベッドで横になりながら、嫌でも考えてしまう。

幸子「移籍・・・・・・か・・・・・・」

プロデューサーの元を離れてでも、トップアイドルを目指すのか。
もしくはアイドル生命が絶たれる覚悟で、プロデューサーさんとトップアイドルを目指すのか。

トップアイドルになって今以上のたくさんの人に、カワイイという事を認めさせたい。
これは大きな夢だが、その夢を与えてくれたのは他でもないプロデューサー。


考えれば考えるほど、ボクの頭は混乱していった。



ーーー



そして答えが出せないまま、1ヶ月が瞬く間に過ぎてしまい、プロデューサーから電話がかかってきた。

「今から事務所に来れるか?」

幸子「はい・・・・・・」

私生活では、すっかり以前の元気が無くなっていた。

「じゃあ、待ってるからな」

プロデューサーさんはそう告げると、電話は一方的に切れた。



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