過去ログ - モバP「幸子の事を本当に理解してあげられたのだろうか」
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/04/26(金) 14:58:51.64 ID:dNOLliTfo



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収録までの2ヶ月間は、風のように過ぎ去った。
平日は学校が終わればすぐに事務所に向かい、直接レッスンスタジオに行くことも珍しくなかった。

休日はレッスン場に篭り、練習に明け暮れた。
まだCDデビューの話は秘密だったので、友達にも話すことはできなかったけれど、理由も訊かずに”頑張って”と応援してくれた。
まだデビュー前なのに、ボクは既にトップアイドルに成れたかのような気分だった。


初めての収録スタジオは、とても緊張した。

幸子「お、おはようございます!」

緊張で声が上ずってしまった。
プロデューサーさんは何度も打ち合わせをしているようで、スタッフさんと談笑をしていた。

なんだかボクだけが気後れしているようで、プロデューサーさんに負けた気分だった。
しかし、いざ収録を始めてみると色んな人に誉められた。

「綺麗な声をしているね」
「音程もバッチリですよ」

幸子「ありがとうございます!」

ボクは、初めて心からの言葉が出せたような気がした。
だけどプロデューサーさんに

「良かったな」

と誉められると、本当に言いたい事は心のがどこかに隠れてしまう。

「スタッフさんは、カワイイボクにメロメロですね!」


無事に収録も終わり、CD発売までの1ヶ月間もまた、一瞬のように感じた。



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