28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/27(土) 01:32:46.48 ID:Twdko/5W0
俺は桜の持っている箱を取り、中からリングを出した
俺「左手出して」
桜「はめてくれるの?」
俺「ああ」
俺は白く細い薬指にそれをはめた
桜「次あたし」
桜も同様に俺の左手の薬指にそれをはめた
俺「なんか変に満足してしまった」
桜「はは。新婚さんですね」
俺「そうだな。俺はまだ年齢的に結婚できないけど」
桜「現実的だなー。いいじゃん。もう結婚したことにしちゃおう」
俺「わかったよ。お嫁さん」
お互いにはめたリングの上に雪が落ちてきては、溶けて消えて行く
俺と桜は頭の上に積もる雪も気にすることなく、再び手をつないで歩きだした
クリスマスがすぎれば正月があっという間に来て、そして、学校が始まる
裕也とも冬休みには遊びにいったりしたが、なんせ距離があるため、なかなか会う機会がなかった
3月下旬までの2カ月もいつもと変わらず、平和に学校生活を過ごしていった
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