9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/04/27(土) 01:07:50.42 ID:Twdko/5W0
俺の人生の中での初めての告白は桜からされた
予想外であったが、素直に彼女でよかったと思えた
俺「あの…」
桜「待って!今すぐ答えが欲しいわけじゃないの…。すこし慎重に考えてから答えを聞かせて…。じゃああたし部活の時間過ぎているからもう行くね!バイバイ!」
そう言い放つと、鞄を持って一目散に教室から出て行った
今の彼女の突然の告白の台詞と、先ほどの彼女の姿が脳裏に焼き付いてしまっているせいで俺はその場から動けずにいた
なんとなく窓際に移動し、また机の上に座る
窓から雲ひとつもない空を眺めながら、そこを自由に飛びまわる烏や雀を目で追っていた
そして、彼女の声が耳の中でひたすら鳴り響いていた
俺はしばらくしてから教室を後にした
もうその頃には廊下静まり、他の生徒も下校していた
その廊下を歩く俺の足音は、静けさを更に強調するように共鳴していた
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