過去ログ - アナスイ、徐倫と共に一日生き返る
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48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/04/27(土) 17:32:06.82 ID:QjeqrsaM0
土下座する不良。
不良「誠に申し訳ございませんでした」

オインゴ「よし行けッ!」

不良「はいいいぃぃぃッ!本当にすみませんでしたァーッ!」

速い。不良はもう見えなくなった。

オインゴ「…無事だったか?ボインゴ」

ボインゴ「うん…。兄ちゃんありがとう。きっと来てくれると思った」

オインゴ「あぁ。本のページが床に何枚も散らばっててよ。
けっこう片づけられてたみたいだが、絵柄を見たら『トト神』だった。
そしてトト神が道しるべのように落ちてあるってことは…お前に何かあったんだと思ってな」

ボインゴ「うん、そのつもりでトト神をばらまいたんだ。
さすが兄ちゃん…(でも結局、スタンドは使っちゃったなぁ…)」

オインゴ「よく一人で勇敢に戦ったな、ボインゴ」

オインゴがボインゴの頭を優しく撫でる。

ボインゴ「…!うん…うん……」

ボインゴは泣いていた。
怖かったから泣いているのではない。嬉しくて、泣いているのだ。

ボインゴは思う。
以前、兄は『ディオ様に褒められた』話を嬉々として話してきた。何度も、何度も。
その時はうんざり聞いていたが、今ならその時の兄の気持ちがわかる。
本当に『嬉しかった』んだ。好きな人に褒められることは、こんなに『嬉しい』ものなんだ…


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