過去ログ - ハニー・ポッター「誰一人だって、欠けさせないわ」
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31: ◆GPcj7MxBSM[saga]
2013/04/27(土) 23:32:06.98 ID:B5Kwop720
ハグリッド「んで、ダンブルドアに教えてもらった、奴さんたちが隠れてるっちゅう山のあたりにたどり着いたんだ」

ロン「なんでも知ってるんだなぁ、あの同胞」

ハニー「……少しくらいそれこそ分け与えればいいのだけれどね」

ハーマイオニー「? 随分とお世話になっていると思うわよ、ハニー?」

ハニー「……どうかしら。それで、魔法で巨人を探し出したのね?」

ハグリッド「あー、いんや。連中の近くじゃ魔法を使わなんだ……あいつらは魔法使いを毛嫌いしとるからなぁ」

ハーマイオニー「確執があるからこそ隠れているんだものね……刺激すると何をされるか分からないわ」

ハグリッド「あぁ、そんで、近くに『死喰い人』の奴らもおるんじゃねぇか、ってダンブルドアは考えとってな。そっちの目を引かないようにしなくちゃなんねぇってんで、魔法はお預けだった。俺とオリンペはちっとばっかタフだもんで、魔法がなくともその山ん中を歩き回るのは大変じゃなかったんだ」

ロン「歩くっていうよりは駆け抜けてたんだろうな、って想像つくよ、あぁ。それで?」

ハグリッド「見つけた。ある夜尾根を越えたら、下の方にいくつも焚き火が見えた。その周りにおったんだ……『動く山』が」

ハーマイオニー「あー……あなたも私達から見ればそんなようなものだけど、本物の巨人って……?」

ハグリッド「六メートルくれぇは、あったな。大きい奴だと七、八メートルってとこか……俺よりでけぇのを見るのなんて子供んときぶりだからあれは驚いた。器がでけぇのは何人もおったがな、うん」

ハニー「パパとかママとか、私ね」

ロン「ハニーの器は大きすぎて漏れようがないよなぁ」

ハーマイオニー「それで全力で掬いにくるものね、えぇ。震えてでもね」


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