過去ログ - ほむら「必ず――を倒してみせる」
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23: ◆o2VC9SDbSs[saga]
2013/05/01(水) 05:04:58.54 ID:vaoUM65Z0
さやか「魔女ってなんなの?魔法少女とは違うの」
キュウベエ「願いから生まれるのが魔法少女だとするば、魔女は呪いから生まれた存在なんだ。魔法少女が希望を振りまくように、魔女は絶望を撒き散らす。しかもその姿は普通の人間には見えないからたちが悪い。不安や猜疑心、過剰な怒りや憎しみ、そういう災のタネを世界にもたらしているんだ」
マミ「理由のはっきりしない自殺や殺人事件はかなりの確率で魔女の呪いが原因なのよ。形のない悪意となって人間を内側から蝕んでいくの」
さやか「そんなヤバイ奴らがいるのに、どうして誰も気づかないの?」
キュウベエ「魔女は常に結界の奥に隠れ潜んで、決して人前には姿を表さないからね。さっき君たちが迷い込んだ、迷路のような場所がそうだよ」
マミ「けっこう危ないところだったのよ。アレに飲み込まれた人間は普通は生きて帰れないから」
まどか「マミさんはそんなこわいものと戦っているんですか」
マミ「そう命がけよ。だからあなた達も慎重に選んだほうがいい。キュウベエに選ばれた貴方達にはどんな願いでも叶えられるチャンスがある。でもそれは死と隣り合わせなの」
まどか「ふえ」
さやか「うえ、悩むな」
マミ「そこで提案なのだけど、二人ともしばらく私の魔女退治に付き合ってみない?」
まどか・さやか「ええ」
マミ「魔女との戦いがどういうものか、その目で確かめてみればいいわ。その上で、危険を冒してまで叶えたい願いがあるのかどうか、じっくり考えて見るべきだと思うの」
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