311:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 01:30:30.09 ID:Am5KBdyQo
大臣「家宝を売っていなければ、まだこの城にあるはずですからな」
大臣「ここに『虹色の貝がら』を持ってこられたのならば、無実は認められる。ま、無理でしょうがね」
ガルディア33世「大臣! 何をたくらんでおる!?」
312:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 01:33:30.70 ID:Am5KBdyQo
エイラ「つまみ出された」
門番「通せません!」
マール「通しなさーい!!」
313:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 01:35:03.26 ID:Am5KBdyQo
エイラ「思い出せマール! エイラたち、昔の王様、頼んだ!」
マミ「歴史を変えたために、今の時代のこの城に『虹色の貝がら』はあるはずなんですよ」
マール「! そっか……。そうだよね! ゴメン。私、興奮しちゃってた……」
314:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 01:37:06.26 ID:Am5KBdyQo
A.D.1000 ガルディア城 宝物庫
にょろた「おい、異常ないか?」
315:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 01:38:57.81 ID:Am5KBdyQo
A.D.1000 ガルディア城 裁判所
商人「ええ、確かに王様から買いましたよ。大変お金に困られていた様子で……」
316:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 01:40:46.58 ID:Am5KBdyQo
A.D.1000 ガルディア城 宝物庫
マール「あった! 虹色の貝がら!!」
317:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 01:42:52.75 ID:Am5KBdyQo
親愛なるマールへ。
父上との仲はいかがでしょう?
318:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 01:45:41.91 ID:Am5KBdyQo
マール「リーネ……」
マミ「ふふ。リーネさんも、なかなか心憎いことをやってくれますね」
319:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 01:48:19.22 ID:Am5KBdyQo
マミ「私、お茶会が好きですよね? あれは、両親の影響なんです。今でも覚えている言葉がある……」
マミ「『豪華な料理も極上の美酒も、家族と飲む一杯の紅茶には勝てない。団欒こそが最高の調味料だ』と」
マミ「昔……父が、そう言っていました。そのころは私は小さくて、よく理解できなかったけど……」
320:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 01:50:42.54 ID:Am5KBdyQo
マミ「……なんて。ゴメンなさい、えらそうなこと言っちゃって」
マール「ううん。ありがとう、マミちゃん。あなたのその気持ち、すごくうれしい」
321:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 01:52:12.17 ID:Am5KBdyQo
A.D.1000 ガルディア城 裁判所
裁判長「陪審員たちよ。有罪だと思う者は左へ。無罪だと思う者は、右へ行きなさい!」
1002Res/524.65 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。