27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/04/30(火) 12:18:11.40 ID:h4EIKyhb0
俺は本気のウサミン星人の走りをみた。
捕まったら殺される。間違いない。食われる。
ルーズソックスがその証だ。
ボディコン。
そうだ。まだ希望はある。
更衣室は2室。片方がある。
俺は下着を見るのだ。まだだ。
俺は風になっていた。
誰よりも早い、風に。
その後ろを全力で追いかけるウサミン星人。
どっちかというとウサミン成人。
ウサミンご婦人。
俺はドアにぶつかり、中へ飛び込んだ。
頭を抱え、上を見上げると、そこには下着があった。
あった。これが、俺の求めていたモノ。
白と青のストライプ。
「ちょ、ちょっと!何を…ああ、そういうことか…」
『すみません…ええと』
俺は顔を上げた。
「…君ィ、私のことが…なるほど」
逃げようと振り返ると、彼女らにロックされていた。
ここは全てから乖離した部屋なのだ。
俺は勘違いしていた。
そして…防音処理のされた、更衣室。
ここで行われることは、誰にも知られることはない。
…きらりんルーム(物理)が1つしかないと…俺は、いつから錯覚していた?
答えは出なかった。
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