過去ログ - ライナー「イジメ・・・でありますか?」
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◆51UnYd7yHM
[saga]
2013/05/01(水) 00:05:16.91 ID:PyFfWl2AO
キース「だからこそ、こうして慎重に聞き取りを行っている。まるで同期を疑う事を強要されているかのような不快感を覚えたかも知れないが、どうか理解して欲しい。」
ライナー「・・・・・・はい。もちろんであります。」
キース「では、よく考えて答えてくれ。訓練中、君に対してイジメはあったか、なかったか。」
以下略
20
:
◆51UnYd7yHM
[saga]
2013/05/01(水) 00:06:05.84 ID:PyFfWl2AO
キース「ん?」
ライナー「・・・・・・イジメは・・・ありません。」
以下略
21
:
◆51UnYd7yHM
[saga]
2013/05/01(水) 00:06:59.39 ID:PyFfWl2AO
ライナー「はい。」
キース「なぜそう言い切れる?」
以下略
22
:
◆51UnYd7yHM
[saga]
2013/05/01(水) 00:08:57.05 ID:PyFfWl2AO
キース「・・・。」
ライナー「・・・。」
以下略
23
:
◆51UnYd7yHM
[saga]
2013/05/01(水) 00:10:46.23 ID:PyFfWl2AO
ライナー「・・・・・・すいません。俺も、そういった経験はあります。その・・・数年前、自分の都合で大勢の人々に迷惑をかけ、傷付けました。」
キース「・・・深くは訊かない方が良いか?」
以下略
24
:
◆51UnYd7yHM
[saga]
2013/05/01(水) 00:15:26.14 ID:PyFfWl2AO
キース「当該人物が君に暴力を振るったのも、そのような理由があったからだと言うのか?」
ライナー「はい。そうです。まぁ、その理由ってのもホントにチンケな物で、俺からしたらとばっちり以外の何物でもないですし、悪いのは完全にアイツです。けど、人の過ちを“善い・悪い”のどっちかにしか振り分けられないというのは、俺はちょっと違うと思うんです。」
以下略
25
:
◆51UnYd7yHM
[saga]
2013/05/01(水) 00:16:01.75 ID:PyFfWl2AO
キース「“仕方ない”、か。」
ライナー「はい。自分の行いを“善い”か“悪い”かだけで判断されるっていうんじゃ、やっぱり息が詰まるじゃないですか? 特に俺達みたいな世間知らずの鼻っ垂れは。」
以下略
26
:
◆51UnYd7yHM
[saga]
2013/05/01(水) 00:16:29.91 ID:PyFfWl2AO
ライナー「そんな奴らからすると、普通に考えればそよ風程度の小さな出来事でもハリケーンみたいな大きな衝撃を受ける事だってあります。その結果、少しでも気を落ち着けたくてゆき過ぎた行動をとってしまう事も。」
ライナー「そんな時に、誰かがそれを『仕方ない』って大目に見て、損な役回りを引き受けてやる事でソイツの気が少しでも楽になるのなら、それはそれで良いんじゃないかって、そう思うんです。」
以下略
27
:
◆51UnYd7yHM
[saga]
2013/05/01(水) 00:19:30.63 ID:PyFfWl2AO
ライナー「別に進んで引き受けようなんて思ってはいませんけど。ただ、たまたま白羽の矢が立ったのが俺で、その役目ってのが暴力・・・というか、ちょっと荒いジャレ合いに付き合う程度の事であるなら、まぁ、引き受けても良いかなって思ってます。見ての通り、俺は昔から体はそこそこ丈夫な方ですから。」
キース「しかし、それで万が一大怪我に繋がったらどうする?」
以下略
28
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/05/01(水) 00:19:47.40 ID:QsLSBhT0o
ライナーが理不尽な暴力を受ける風潮
どうしてこうなったのか(´・ω・`)
29
:
◆51UnYd7yHM
[saga]
2013/05/01(水) 00:20:05.77 ID:PyFfWl2AO
ライナー「それに、アイツだってバカじゃないです。いくらなんでも俺に大怪我を負わせるようなひどいジャレ方はしませんよ。」
キース「言い切れるか?」
以下略
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