過去ログ - やはり俺はどの学校でもぼっちである。
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27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ◆5m18GD4M5g[saga]
2013/05/04(土) 17:20:29.19 ID:v7d/Z+OJ0

俺は昇降口に辿り着くと、この靴の持ち主である雪ノ下の姿を探した。

しかし雪ノ下の姿はここにはなく、遠くでさっきの集団の喧騒が聞こえてくるだけで辺りは静寂に包まれていた。


「……、たしか上履きを履いてまたどっかに行ったよな」


雪ノ下はここで外靴に履き替えようとして自分の外靴がなくなっていることに気が付き、仕方なく上履きを履き直して何処かへ行ってしまった。

となると、彼女は校舎内を歩き回って自分の外靴を探していることになる。

だがその目的の品は俺が既に発見し、こうして手に抱えて持っている。

早く雪ノ下にこの靴を渡さないと、ヘタしたら俺が『雪ノ下の靴を盗んだ変態野郎』という事になってしまうので、出来ることなら靴は彼女の下駄箱の中に戻して帰りたかった。

しかしまたイタズラされる可能性を考えると、ここは雪ノ下に直接渡す方が安全だろう。




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