過去ログ - 【オリジナル】闇と暗部と殺し合い -SS速報VIP

過去ログ - 【オリジナル】闇と暗部と殺し合い

↓ 1- 覧 板 20

39:ケイ ◆dRfF4ihq3U[saga sage]
2013/05/04(土) 11:08:36.64 ID:xgGN6omi0

爆風に巻き込まれた神崎達は、5mほど思いっきり吹き飛ぶ。

「ぐっ……！」

なんとか体制を立て直すと、姫川の方に目をやる。気絶しているようだが、目だった外傷はないようだ。

また、神崎は逃走をはかる。するとまた、後ろから轟音が響く。炎波が爆発を食い止めているのだろう。

神崎は姫川を抱えながら一気に階段をかけ降り一階へと到着する。しかし、次は武装した男達に、見つかる。

「……！次から次へと……」

この場合、戦うことが勝利ではない。逃げることが、先決だ。

弾丸が飛び交う中、神崎はここへ入ってきた時の扉を、潜り抜ける。ようやくの外。だが、弾丸は止まらない。

そこに、遠くから猛スピードの自動車が走ってきた。所長と鳴だ

「透さん！急いでください！」

「鳴！後部座席のドアを開けろ！」

弾丸を避けながら、神崎は叫ぶ。が、その提案に鳴は戸惑う。

「はぁ！？何いってるんですか！？」

「いいから早く！」

言われた通り鳴はドアを開ける。神崎は全力疾走で猛スピードの自動車へと走る

「うおぉぉぉおおおおお！！」

神崎はその開いたドアから車内へと、飛び込んだ。

「うわっ！何考えてるんですか！？こんなスピードの車に飛び込むって！」

普通の人間なら無理だろう。だが、神崎は今常人以上の身体能力と頭脳を持つ。その力がこの奇跡を掴んだのだ。

「所長。とりあえず姫川は保護しました！」

「よくやった。あの二人は？」

「まだ中です。」

「え！？大丈夫なんですか！？」

「あの二人なら死なねえよ」

幾度となく死線を越えてきた仲間に後ろは託した。

<<前のレス[*]｜次のレス[#]>>

689Res/465.10 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ