過去ログ - 絹旗「超窒素パンチ!」上条「その幻想をぶち殺す!」
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274:K[sage saga]
2013/05/11(土) 22:27:25.96 ID:EJr9l4ujo
インデックス「ううん。これはみこととくろこが私の友達であるための証なんだよ」

白井「まあ、でしたらありがたく頂戴いたしますの」

御坂「ありがとうね、インデックス。大切にするわね」

インデックス「こちらこそなんだよ」

インデックス「ねえ、二人は十字架の意味を知っているかな?」

御坂「んー正直、知らないわね」

白井「まあ、科学の街ですから仕方ありませんの。ご本人を前に失礼かと思いますが、宗教関係には疎いんですの」

インデックス「そっか。じゃあ、ついでなんだから教えておくんだよ」

インデックス「十字架には友のために自分の命を捨てる事、これ以上に大きな愛はない」

インデックス「自分を殺し、他者を生かす。そういった意味があるんだよ」

御坂「それは……」

白井「中々、重い意味があるんですのね……」

インデックス「うん。それもそうだね。でも、私はそうじゃないと思うんだよ」

インデックス「シスターとしての教えに反するけど、その命を絶って、本当にその友は救われるのかな?」

インデックス「友のために自分の命を捨てる事はいいように聞こえるかもしれない」

インデックス「けど、友に残された友は、何を糧として今後の人生を歩むのかな?」

御坂「……」

白井「……」

インデックス「失った悲しみは絶大なんだよ。それは自分だけでなく、他者をも傷つけるきっかけにもなってしまう」

インデックス「それでは友は救われない。友を愛するために死んだ友も無駄死にになってしまう。だから私はこの十字架にこう願うんだよ」

インデックス「友のために生き、生涯をかけて友を愛そう」



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