42: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/05/06(月) 16:06:51.77 ID:k9rY2n+Ro
「仕方ないな……」
休むのも仕事のうちだと理解させてやらないとな。
口元に小さく笑みを浮かべる。
43: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/05/06(月) 16:15:26.87 ID:k9rY2n+Ro
「に、にこっ☆」
想像しうる中でもっとも笑顔に近いであろう表情を浮かべてみる。
「怖いですよ!その顔!」
44: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/05/06(月) 16:26:43.41 ID:k9rY2n+Ro
「あーあ、どうせ俺は笑顔が怖いプロデューサーですよーだ…」
近場にあった再生紙を使って淡々とゴミ箱を折り始める俺。
「そんなにメンタル弱かったですかっ!?プロデューサーさん!?」
45: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/05/06(月) 16:35:59.75 ID:k9rY2n+Ro
「私っ、これからレッスンがっ!」
わたわたと慌てる卯月。
「心に傷を抱えた俺とレッスンどっちが大事なんだ」
46: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/05/06(月) 16:39:36.28 ID:k9rY2n+Ro
「トレーナーさんには俺から謝っておくから、なっ?」
「はぁ……手の掛かるプロデューサーさんですね」
珍しく呆れた顔をこちらに向けてくる卯月。
47: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/05/06(月) 16:46:23.14 ID:k9rY2n+Ro
…
……
「らいらいれふねっ!ぷろりゅーふぁーふぁんふぁ…」
48: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/05/06(月) 16:48:10.80 ID:k9rY2n+Ro
『ごちそうさまでしたっ!』
二人揃って麺一本無くなったザルの前で手を合わせる。
とりあえず卯月を外に出して会計だけ済ませる。
49: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/05/06(月) 16:50:38.99 ID:k9rY2n+Ro
「あはは、全部お見通しですね……」
卯月はただ苦笑いを浮かべながら
「お仕事が増えるのはとっても嬉しいんです」
50: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/05/06(月) 16:52:21.38 ID:k9rY2n+Ro
「もし私がまた疲れちゃって、どうしようもなくなっちゃったら……」
「プロデューサーさんが助けてくれるんですよね?」
これは責任重大だ。
51: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/05/06(月) 16:56:17.28 ID:k9rY2n+Ro
『お帰りなさいっ!プロデューサーさん』
先に事務所まで走って行ったのはこれがしたかっただけか。
なるほど、それなら乗ってやらないとな。
52: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/05/06(月) 16:58:20.87 ID:k9rY2n+Ro
卯月とか言う小悪魔。可愛い。
「……雨か…、>>54」
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