80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/06(月) 20:09:23.50 ID:jlPCeTNvo
美玲
81: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/05/06(月) 20:24:59.02 ID:k9rY2n+Ro
「椅子に座りっぱなしっていうのもな…、美玲」
体を捻って背中を鳴らしながら美玲に話しかける。
「なんでウチにその話題振るんだよッ!」
82: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/05/06(月) 20:32:44.65 ID:k9rY2n+Ro
「この予想の範囲内で返してくるあたりがチョロくて可愛いぞ」
机の下に仕込んでおいた緑茶をおもむろに取り出して音を立てて啜る。
「今どこからお茶出したんだッ!?」
83: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/05/06(月) 20:39:00.22 ID:k9rY2n+Ro
「……ふぅ…」
また一口緑茶を口に含んで一息つく。
「一体何に満足しちゃったんだオマエはッ!?」
84: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/05/06(月) 20:45:40.61 ID:k9rY2n+Ro
「美玲ちょっといいか」
「…なんだよ…」
呼べばきちんと反応してくれるしやはりこの娘は素直可愛い。
85: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/05/06(月) 20:54:24.66 ID:k9rY2n+Ro
「マッサージだ。寝転がるから背中を踏んでくれ」
「最初っからそう言えよなッ!」
だって素直に言ったら面白くないし…。
86: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/05/06(月) 21:01:54.15 ID:k9rY2n+Ro
「怖いからその顔やめろよッ!」
また顔怖いって言われた……。
「本当に凹むなよ!オマエのそういう琴線よく分かんないぞッ!」
87: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/05/06(月) 21:05:55.08 ID:k9rY2n+Ro
「オマエ初めて会った時からそんな面倒くさいヤツだったか!?」
「……あぁ、面倒くさいやつだったな…」
美玲が唐突に遠い目をする。
88: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/05/06(月) 21:16:48.77 ID:k9rY2n+Ro
―
「こっ、こうかっ?」
美玲は両足で肩甲骨あたりを踏み始める。
89: ◆yIMyWm13ls[saga]
2013/05/06(月) 21:22:59.68 ID:k9rY2n+Ro
「どうってどういう意味だ?」
「言葉通りだよ、ウチは新人だからな」
「お前から新人って言葉が飛び出すとは思わなかったよ」
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