過去ログ - 橘ありす「やっぱり、プロデューサーですか」
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77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/05(日) 23:59:40.64 ID:tf45piOVo
友紀「切符を拝見っ!」

車掌さんが窓から顔をつっこんで言いました。
ありすは汽車の席に座っていました。そう、"いつも"どおり、"いつの"間にか。
コンパートメントのなかのみんなが突き出した切符を切っていった車掌さんが、ありすを見つめます。

友紀「さあ、そこのキミ! 切符を見せてよねっ!」

向こうのコンパートメントから大きな声で聞こえてきます。

亜子「待たせちゃだめだめ! 車掌さんの時間は、一刻千金!」

ありす「ごめんなさい。切符を持っていません。切符売り場のないところから来たんです」

亜子「この子がいたところには切符売り場を置く土地がない! 土地一インチ、値千金!」

友紀「ダメだよー。機関士さんから買えばよかったんだよ」

亜子「機関車を運転する人! 煙だけでも、ひと吹き千金!」

ありすは何を言ったらいいかわからなくなって、黙り込んでしまいました。

亜子(何もいわんほうがいい! 言葉は一言千金!)

ありす(もうなんなの。今日は千金の夢を見そう。ううん、絶対)



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