過去ログ - 橘ありす「やっぱり、プロデューサーですか」
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82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/07(火) 21:21:52.77 ID:p08Hh+P0o
比奈「気をつけたほうがいいでスよ。名前をなくしてしまうと、自分でなくなってしまうッスから」

ありす「でも私、自分の名前が嫌いなんです」

ナターリア「なら捨てればイイ! あの森ならデキル」

亜子「贅沢な名前は質に入れてしまえ! 一文字千金!」

亜季「名前は捨てても剣を手放すな! 突撃ーッ!」

雪美「………名前…呼んでもらうの……好き……」

里美「私が私でなくなってしまうっていうのは、どういうことなんでしょうかぁ? あれ? お兄様…?」

??「名前が"ねえ、無"名だ…それでも、"遠く迷"路を越えていける…ふふっ」

小さな声がありすの耳元で聞こえ、鈴を転がすように笑いました。
ありすは誰かと思って見回しましたが、みんなが思い思いに話しているのでまったくわかりません。
そのとき、大きな汽笛が鳴って、汽車がひょいと小川を跳び越しました。

ありす「きゃあっ」

ふわっと宙に浮くのが感じられ、慌ててありすが座ったのは木陰の切り株でした。

ありす「あれ…。まぁいいか。静かになったし」

だんだん慣れてきたありすでした。



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