12:梨と桃の楽園@度重なるミスをお詫びします ◆AdET9Lsioo[saga sage]
2013/05/02(木) 19:51:39.97 ID:2mlDnO+jo
それでも上条はまだ生きていた。
息を荒げ、近くのレールを支えにしながらも
彼は立ち上がった。
「すげェな、お前」
そんな上条に追い打ちをかける様に背後から
死神の声が響く。
慌てて振り向こうとする上条。
それが叶ったのは蹴り飛ばされ、5m先の鉄骨にぶつかってからだ。
「はァ、つまンね」
勝利も同然の状況を前にして一方通行の顔からは笑みが消えていた。
まるで期待外れだというように
「まァ、その勇気だけは認めてやるよ。
すぐに終わらせるけどよォ」
触れただけで鉄骨を飛ばした右手を上条に向ける。
後少しで頭に触れそうな手を上条は咄嗟に弾いた。
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