過去ログ - 柚「フツウの女の子」
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8: ◆P96qLX1Jwg[saga]
2013/05/03(金) 00:13:00.13 ID:NmNvR0tDO
柚「ン? 緊張してるかって?」

柚「えへへ、ヘーキヘーキ! だってPサン、そこからアタシのこと、見ていてくれるんでしょ?」

柚「……うん、うん、うん! きっと大丈夫! アタシだって頑張って来たんだもん! 他の子にだって負けたくないし!」
以下略



9: ◆P96qLX1Jwg[saga]
2013/05/03(金) 00:17:09.12 ID:eHBYlcZ0o
柚「んー♪ おいしいっ」

柚「Pサン、ありがとね。あ、あんな小さなライブの成功祝いって言うのも、何だか照れ臭いケド…」

柚「う、うん。あんなってことは、ないよね。初ライブだったもんね」
以下略



10: ◆P96qLX1Jwg[saga]
2013/05/03(金) 00:20:31.49 ID:NmNvR0tDO





以下略



11: ◆P96qLX1Jwg[saga]
2013/05/03(金) 00:22:03.66 ID:eHBYlcZ0o
柚「おーPサンだ。えへへ…すごいね。こんな土砂降りの中でも、ちゃんと見つけてくれるんだね。さすがっ」

柚「…とはいえずぶぬれじゃん! 寒くない?」

柚「アタシはほら、フード被ってるし! …えへへ、ごめん、やっぱ寒いや…」ブルブル
以下略



12: ◆P96qLX1Jwg[saga]
2013/05/03(金) 00:24:13.23 ID:NmNvR0tDO
柚「……Pサンと出会えたのも、こんな風に寒い日だったっけー」

柚「いやー何事かと思ったけど♪」

柚「……Pサン。アイドルはとっても楽しいよ」
以下略



13: ◆P96qLX1Jwg[saga]
2013/05/03(金) 00:26:04.18 ID:eHBYlcZ0o
柚「いつだって不安だよ?」

柚「アイドル始めるまでは、なにか面白ことないかなーって。探してるってことは、今が楽しくないのかなって」

柚「学校も、友達といるのも、楽しいハズなのにさー。そんな風に考えるようになって。いつの間にか、前髪を伸ばすくらいのことも不安になって」
以下略



14: ◆P96qLX1Jwg[saga]
2013/05/03(金) 00:28:20.20 ID:NmNvR0tDO
柚「ねえPサン。どうしよう。どうしたらいい?」

柚「いやだよ。このまま諦めちゃうのなんてやだよ、だってそんなことしたら、」

柚「あの日Pサンと出会えたことさえ、アタシ、嬉しかったって思えなくなっちゃうよ…!」


15: ◆P96qLX1Jwg[saga]
2013/05/03(金) 00:30:26.98 ID:eHBYlcZ0o
柚「…ひっく」

柚「え、へへ。ごめんね。こんな風に泣いたのって久し振りだなー」

柚「……けど、泣いたらすっきりするなんてウソだね!」
以下略



16: ◆P96qLX1Jwg[saga]
2013/05/03(金) 00:32:09.80 ID:NmNvR0tDO
柚「……」

柚「……ぷっ。あはは! な、…に、そのきざな台詞! Pサンってば、たまーにしれっと、すごいこと言うよねぇ!」

柚「…でもそっか、そーきたか」
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17: ◆P96qLX1Jwg[saga]
2013/05/03(金) 00:34:15.58 ID:eHBYlcZ0o
柚「…そうだね」

柚「アタシは、アタシだけだとフツウの女の子で、きっとそのままだったケド」

柚「……Pサンのおかげで、アタシはアイドルに――トクベツに、なれたんだもんね」


18: ◆P96qLX1Jwg[saga]
2013/05/03(金) 00:36:27.22 ID:NmNvR0tDO
柚「雨やんだねー」

柚「うん、そうだね。事務所にもどろっか」

柚「……ねえPサン」
以下略



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