過去ログ - 男「右に行くの? 左に行くの?」少女「言わせないでよ」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/03(金) 01:29:35.53 ID:dd02H6D/O
『自称小説家の言葉』


女「自称小説家は言いました」

女「『これは僕が死んでから、大きな意味を持つのです』と」

男「面白い言い訳だね」

女「私もそう思ってた。でも、涙が止まらなかったの」

男「どうして?」

女「彼はもう、私の前にはいないような気がして」

男「……」

女「続けて、自称小説家は言いました」

女「『だからこの小説を書き終えたとき、僕はこの世にいないのです』と」

男「その小説は遺書だったの?」

女「ううん。恋愛小説だった」

女「とっても悲しくて、救いようのない」


女「ーー絵本の中の少女に、恋をする話」


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