過去ログ - 上条「なんだ?このベルト・・・?」
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123: ◆0o/ZJ7pS4ddT[saga]
2013/05/17(金) 21:20:53.97 ID:YiqQmRb+o
しかし、見た感じでは寝ているだけのようだ。これならベッドに寝かせておけば大丈夫そうだ。が、何故インデックスがこんなことになったのかが分からない。それに、
「月花はどこにもいない!・・・くそっ!!どうなってるんだ!?」
そのとき、上条当麻は机の上に何かあることに気づいた。
124: ◆0o/ZJ7pS4ddT[saga]
2013/05/17(金) 21:24:26.58 ID:SQ5iGFm9o
「狙いはおれ自身・・・ってことなのか・・・?」
もし上条の読みが正しければ、最悪命を失うかもしれない、ということだ。
自分が死ぬかもしれないということは、ただの高校生でしかない上条当麻にとって、想像出来ないほど怖い。
125: ◆0o/ZJ7pS4ddT[saga]
2013/05/17(金) 21:25:23.03 ID:SQ5iGFm9o
【"それ"は・・・"彼"を誤解していたかもしれない。と、そう思った。】
126: ◆0o/ZJ7pS4ddT[saga]
2013/05/17(金) 21:26:05.59 ID:SQ5iGFm9o
上条当麻は第十一学区にあるコンテナ集合地帯に向かっていた。
127: ◆0o/ZJ7pS4ddT[saga]
2013/05/17(金) 21:27:35.87 ID:SQ5iGFm9o
【"それ"は"彼"の真上をゆっくりと飛んでいた。・・・"彼"に並走するように】
128: ◆0o/ZJ7pS4ddT[saga]
2013/05/17(金) 21:28:50.64 ID:SQ5iGFm9o
・・・やがて、"彼"と"それ"はコンテナ集合地帯にたどり着いた。
"彼"は最後まで"それ"に気づかずに。
"それ"は"彼"の本質にようやく気がつき。
129: ◆0o/ZJ7pS4ddT[saga]
2013/05/17(金) 21:30:33.41 ID:SQ5iGFm9o
"彼"・・・上条当麻は、自分が来たことを隠さず、臆さずに叫んだ。
「おい!お前の要望通り一人で来てやったぞ!!出てきやがれ!!!」
「・・・ずいぶん威勢がいいんだね。」
130: ◆0o/ZJ7pS4ddT[saga]
2013/05/17(金) 21:31:48.97 ID:SQ5iGFm9o
「っ!・・・月花!」
「げっか?あぁ、この子のことかい?」
といって気絶している少女を引き寄せる。鎖がまとわりつき、引きずられる度に痛々しいすり傷が増えていく。
131: ◆0o/ZJ7pS4ddT[saga]
2013/05/17(金) 21:35:04.72 ID:zQUi5/2xo
「おいでよ、・・・僕。」
「は?」
思わず口が開いたまま閉じなくなる。
132: ◆0o/ZJ7pS4ddT[saga]
2013/05/17(金) 21:43:45.53 ID:RWOUZap0o
「だとしたらどうするんだい?」
「決まってる!ステイルの願いも分からずにステイルの名を語るような・・・そんな奴の計画なんかは・・・俺の手で壊してやる!」
「プッ!アッーハハハハハ・・・何を言い出すかと思えば!そんなに上手くいくわけないだろうに!」
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