43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/04(土) 00:15:15.78 ID:skJq6OVto
そのお金を彼が用いたのかは定かではないが、彼の水着は新調されたのか、何故かダイバースーツであった。
潜る気まんまんの二十六歳、果たして初のダイビングは成功するのか。芋焼酎を飲みながらモニターを眺めるのである。
「ふむ、あのもっこり具合。なんてステキなサイズなのだろう」
「白渡社長、ぶっちゃけ……キモイわよ?」
「アルテナ、最近すっかり突っ込みキャラが確定してしまったようだね。僕は少し嬉しいよ」
「誰がそうさせたのよ。それより、いい加減私のお給料もあげてくださいよぉ、社長さぁん」
「……それだけは、何があっても、世界が滅びても……無理」
「ちぇ、ケチんぼ。……あら、やっぱり私が育てた勇者アンちゃんは、スク水姿も可愛いわね」
「キミは随分あの勇者に入れ込んでいるようだけど、何故なんだい?」
「そんな事言われると魔王ちゃんに怒られちゃうわ。あの二人は、丹念に育てたつもりよ。特に紋章の方だけど。
で、何故かって問われると、そうねぇ……、来る日に備えて、かしら?」
「そうやって何食わぬ顔でそう話し、酒を浴びるその姿は本当に恐ろしいと思うよ」
私こそ、貴方が恐ろしいと思う、と口にしようとした瞬間である。まさかのリヴァイアサン三世の登場。
そして、そのリヴァアイサンの頭部に乗り、波乗りするように現れたのは、マーメイドの例の少女だった。
「あら、ミカミカが驚いて飛び退いてる。いい気味だわぁ」
「うちのアリアリも、基本物事に興味の無い娘なんだが……、食いついて見ているよ」
そうして私と社長の白渡矜持、二人が笑いながら大型クルーザーでリゾート気分を満喫していると……>>44
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