過去ログ - 伊織「終わる連休と風邪っぴき」
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1: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/04(土) 02:11:26.88 ID:xAiuGzRi0

 以下のSSの続きとなります。

 1. 伊織「赤いボールペンと美希の丸文字」
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 2. 伊織「眠れない夜と美希とのお風呂」
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 3. 伊織「この思いを、美希と手を繋いで」
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2: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/04(土) 02:14:19.33 ID:xAiuGzRi0

 私の誕生日が「こどもの日」なのは、嫌味かしら。
 ……まぁ、そんなことを言ってもどうしようもないんだけど。

 「こどもの日」だし、誕生日はパーティーに参加していたので全然くつろぐことも出来なかった。
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/04(土) 02:18:26.32 ID:H2d1IuBF0
おお、来たかィ


4: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/04(土) 02:19:58.00 ID:xAiuGzRi0

 ……美希とこうして住み始めて、パーティーが開催されなくなって。
 「誕生日ぐらいは実家に顔を出せ」とお兄様には言われるけれど、みんな忙しくて家には居ない。
 だから、今日もこうやって美希との家で過ごしている。

以下略



5: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/04(土) 02:24:57.18 ID:xAiuGzRi0

伊織「ぐっすりねぇ……ったく、元気でいなさいよ」

 昨日の夜に「なんだかカラダが重いから、ミキ寝るね」って布団にもぐって。
 朝、「冷えペタと氷まくら、頂戴」って対発熱セットを私に要求して。
以下略



6: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/04(土) 02:28:26.73 ID:xAiuGzRi0

 『星井美希はゴールデンウィークにアイスを30種類完食出来るのか!?』

伊織「……そりゃあ、風邪もひくわね」

以下略



7: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/04(土) 02:34:34.40 ID:xAiuGzRi0

伊織「文句の一つぐらいなら、言ってもいいわよね」

 この後、プロデューサーが我が家にやってくる。
 真面目で優しいアイツのことだから、きっとこの仕事も美希を信じて引き受けたんだろうけど。
以下略



8: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/04(土) 02:37:39.84 ID:xAiuGzRi0

 襟の部分を掴むと、まるで水をかぶった後のように濡れていた。

伊織「みき、みーき、起きて」

以下略



9: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/04(土) 02:43:29.18 ID:xAiuGzRi0

 美希にタオルを渡して、身体の汗を拭かせる。本当は入浴が一番いいんだろうけど、風邪っぴきがお風呂だなんてとんでもない。

美希「よい……しょ」

以下略



10: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/04(土) 02:49:44.39 ID:xAiuGzRi0

美希「いらっしゃい、ハニー」

P「ハニーやめい」

以下略



11: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/04(土) 02:55:03.53 ID:xAiuGzRi0

P「美希、ハニーって呼んでたな。俺のこと」

伊織「そうね」

以下略



12: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/04(土) 02:57:54.31 ID:xAiuGzRi0

P「他のみんなは、美希が高校に入って心機一転、なんだと思ってる」

伊織「え、違うの?」

以下略



13: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/04(土) 03:03:21.43 ID:xAiuGzRi0

P「俺は、伊織と美希がそういう関係だ、ってこと知ってたからすぐに納得できたよ」

伊織「でも……美希、私の前ではアンタのことを『ハニー』って」

以下略



14: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/04(土) 03:05:55.82 ID:xAiuGzRi0

P「そろそろ、事務所のみんなに言ってもいいんじゃないかな」

伊織「……こういうことを?」

以下略



15: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/04(土) 03:12:26.15 ID:xAiuGzRi0

P「状態?」

伊織「今は美希も私も、他のみんなも仕事が詰まってて、正直そういう話を出来るようなときは少ない」

以下略



16: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/04(土) 03:18:05.96 ID:xAiuGzRi0

 パサッ、という音。その方向を見ると、また美希が毛布と布団を追いやっていた。

伊織「もう……」

以下略



17: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/04(土) 03:23:22.97 ID:xAiuGzRi0

 それは、どこを始点とするのだろう。
 この同居生活なのか、菜緒さんに話したところなのか、それとももっと前?

伊織「……」
以下略



18: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/04(土) 03:31:27.87 ID:xAiuGzRi0

伊織「あいまいでいいのよね」

P「あいまい?」

以下略



19: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/04(土) 03:34:14.59 ID:xAiuGzRi0

伊織「え?」

P「伊織らしい、良い結論だと思うよ」

以下略



20: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2013/05/04(土) 03:38:58.42 ID:xAiuGzRi0

P「連休の最後の日は、せっかくだから元気な美希と過ごせよ」

伊織「…………」

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/04(土) 03:43:44.38 ID:c7PwH0fDO
キモい…死ね


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