25:1 ◆zQeaVqJpYU[saga]
2013/05/05(日) 21:49:33.19 ID:o//xeQ6Ao
雪歩「まあ…それなりに。四条さんが打ったメールだったみたいだし、誤字脱字ばっかりだったから分かりづらかったけどね」
あの貴音が一生懸命ケータイを見つめてメールを打っている様を想像して、少し笑みが零れそうになる。
「…そう。」
なんとなく、空気で笑うことはできなかったけど。
雪歩「…」
雪歩はゆっくり煙を吐き出すと、そのタバコの電源を切って、ポケットへ入れた。
煙の匂いが完全にチョコレートだったのだが、それは本当に威厳になるのだろうか
雪歩「…で、伊織ちゃんはどうしたのかな?こんな所でさ」
雪歩はコーヒーを啜り、店員にお代わりを注文する。
「…現実逃避よ」
若干の自嘲を含めながら答える。
雪歩は少しコーヒーを啜りながら私の顔を見ていたが、しばらくして視線を離すと、
雪歩「…伊織ちゃんはさ、多分、難しく考え過ぎだよ」
「…!私は…!」
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