39:1 ◆zQeaVqJpYU
2013/05/12(日) 23:56:48.91 ID:g7ENEEnto
春香「うあっ…えぐっ…ぷろりゅうさあさん…うわあああああああああん!」
春香の泣く声が、静かな病室に響き渡る。
これが貴音の冗談ならば…皆がそう考えた。が、皆から見れば俺の体が若返ってるのは間違いないし、俺の記憶は2014年だ
「…貴音。その、タイムスリップ…について、少し詳しく教えてもらってもいいか?」
貴音「…ええ。いいですよ。しかし、春香が泣き止むまで、待ってあげてください。」
「…ああ。」
自分の胸で声を殺して泣く春香を、悲しげな目で見つめる貴音。
何かを考えるように窓を見つめている、律子。
社長に電話する小鳥さん。
十年の間に何があったのか、俺はまだ何も知らない。
しかし、俺が喋っただけで皆が騒ぐほど、その十年は大きかったらしい。
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