過去ログ - エレン「ミカサ―!」ミカサ「アッカーマン!!」
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[sage]
2013/05/10(金) 22:37:29.05 ID:CBQC2Cxs0
ミカサ「エレン、もう大丈夫、自分で、歩けるから……」
エレン「あん?良いって、無理すんなよ。あんな目に合ったんだから、こういうときくらい甘えとけ」
ミカサ「でも……」
エレン「お前にはいつも世話になっているんだ。こういうときくらい、恩返しさせてくれよ」
ミカサ「……私がエレンから受けた恩は、あんなんじゃちっとも返せてなかった。
なのに、また貴方に助けられたら……私は……今度は一体どうすれば……」
エレン「昔の事を言っているなら、あれは五分五分だろ。俺だって、お前がいないと助からなかった。
だから、そのことは気になんてしなくて良い。……俺たちは家族なんだ、助けあって生きるのは当然だろう?
家族だから、俺が呼んだら、お前は助けてくれる。だから俺も、お前が呼んだらきっちり助ける。
ちゃんと釣り合っているんだ。引け目を感じて、気に病むことなんてねーんだよ」
ミカサ「エレン……」
エレン「……なんてな!この話はもう、あれだ、終わり!」
ミカサ「うん……」
エレン「えっと、あぁそうそう!お前さぁ、幾らなんでも速すぎだろ!なんで俺よりも遅れたのに
先に着くんだよ!」
ミカサ「……貴方が私の制止を振り切って巨人と戦おうとするものだから、気が気じゃなかった……」
エレン「だからって……あれ?もしかして……お前が捕まったのって、俺の所為か……?」
ミカサ「……否定はしない」
エレン「……ごめん」
ミカサ「別に怒っていない、けど……凄く怖かった」
エレン「ごめんなさい!」
ミカサ「貴方が来ていないと言われて、安心した瞬間に捕まったものだから……それはもう凄く……恐ろしかった」
エレン「ほ、本当に、ごめんなさい……」
ミカサ「……エレン、キスして」
エレン「はぁ!? なんだよいきなり……しゃぁねぇなぁ。下すぞ……よしっと。ほれ、ほっぺた出せ」
ミカサ「ううん、口が良い」
エレン「うえぇっ!? ちょっ、まっ、口って、おまっ……!」
ミカサ「口が良い」
エレン「だっ、駄目だ!!」
ミカサ「駄目じゃない。私たちは家族――恋人同士なのだから」
エレン「ちょおぉっ!?何言ってんだよお前!まさかさっきペトラさんが言ってたあれ……冗談に決まってるだろ!」
ミカサ「エレンも私も否定しなかった。よって私達は恋人同士。それに加えて私達は家族だから、
唇同士のキスをしても、問題ない」
エレン「いやいいやいや!それはおかしいって――」
チュッ
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