過去ログ - 佐久間まゆ「『MAYU'Sキッチン in キッチンスタジアム』始まりますよぉ」
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37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/05(日) 23:26:24.73 ID:WLnDyA0B0

留美「私も産まれは近くなんだけどね。所でこの栗の甘露煮も一手間掛けていたわね」

響子「はい!缶詰物ですが一度茹でて甘さを抜いた後、焼いて香りを出しましたっ」

真奈美「その際にラム酒に浸しているだろう。――うん、箸休めにちょうどいい甘さだ。ラムと栗の香ばしさに鼻腔が満たされる」

楓「箸休めではこのエシャロットもいいですよね。他の具にはない生のシャッキリ感と独特の辛味が舌を覚まさせてくれます」

留美「これはエシャロットじゃないわよ」

響子「えっ?」

楓「そうなんですか?」

留美「勘違いするのも無理はないけどね。日本で出回っているエシャロットはエシャロットという商品名の根辣韮なの。海外で栽培されている本来のそれとは別物だわ」

響子「そ、そうだったんですか?!」

留美「本来のエシャロットが一般化する前に、同じ商品名の別の種が流通してしまったのが原因なんでしょうね。――御免なさい、ケチを付けるつもりじゃなかったのよ?実際美味しいし、この料理にもよく合っているわ」

響子「はー、全然知りませんでした」

楓「私も。海外で食べた物と違うのは分かってたんですけど、土地の差かと思ってました」

P「残るは鯛と松露か。――ん、鯛は振られた荒塩が身の甘さを引き出してますね。表面はパリッと仕上がってるのに、中はふっくら柔らかい。自分で焼いてもこうはいかない。プロの技ですね、これは」

葵「焼物は板の腕の見せ所じゃき!」

留美「松露は私も食べるのは初めてよ。高原の珍味。松に発生する腹菌類に属する茸ね」

まゆ「茸――なんですか?」

真奈美「傘も足もないからそう見えないがな。栽培法も確立されていない品種で、しかもこれはまだ若い米松露だ。希少品だよ」

葵「偶然手に入ったけん、今回ば分かりやすく網焼きにしたっちゃよ」

P「希少品って聞くと緊張しますね。――あ、松の香りが」

楓「柔らかで、歯切れがよくて――淡白ですけど、ほんのり甘い」

真奈美「松茸に似ているな。まだ傘の開いていない若いやつだ」



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