過去ログ - フィアンマ「暗闇の世界から」アウレオルス「当然、救い出す」
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328: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/05/27(月) 21:22:54.88 ID:5OeZZErD0

嘘をつき続け。
フィアンマは、やがて上条と別れた。
彼は今日の夜、飛行機に乗って日本へ帰るらしい。

もう、何もかもどうでもよかった。
世界が恨めしく感じられた。
一度希望を与え、さらなる絶望へ突き落とす世界など。
こんな幸運、必要無かった。

「…そうだな。ぜんぶ、」

アウレオルスにインデックスを引き合わせたのは自分の意思だ。
アウレオルスに好きだと告げなかったのも自分の落ち度。
上条へ接触しに行かなかったのは自分の臆病のせい。

誰にも愛されないのは、自分に魅力がないから。
魅力を身につける為の努力をしてこなかったから。

問題は、目が見える見えない、奇跡の力を持つ持たないではない。

「この俺様の人格性の問題だ」

何も努力しないのに、素敵な人生が送れるはずもない。

『天は自らを助くる者を助く』

自分が幸せになれないのは道理だろう。
何も努力をしていないのだから。
誰かを傷つけることしか出来ない人間であり。
そして、そんな人間なのだと言い訳をして努力しない怠惰な人間なのだから。


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