過去ログ - フィアンマ「暗闇の世界から」アウレオルス「当然、救い出す」
↓
1-
覧
板
20
392
:
◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2013/05/30(木) 22:01:43.22 ID:PF37uDM90
「……アウレオルス」
じ、と見上げてくる整った顔。
ほんの僅か視線を下げれば、今ふにっと気持ち当たっている柔らかな部分を見てしまいそうで。
アウレオルスは内心心臓をバクバクと脈打たせながらも、さてどうするかと真面目に悩んでいた。
「……当然。こうしよう」
彼はフィアンマの身体を抱き上げる。
所謂抱っこ状態のまま、彼は歩き始め。
そうしてプール端に浮かんでいた布を掴みあげ、彼女に差し出した。
「…少し息苦しかっただろうか」
「まあ、少しだがね」
「すまない」
「いや、謝る必要はない」
フィアンマは彼の陰に隠れて再び着衣し。
それから、顔の赤い彼のことをわからないながらも、わずかな視線に気がついて指摘した。
「……えっち」
「………偶然。偶然だ。偶然だとも」
焦りながら、アウレオルスは視線を逸らす。
今一度精神を鍛えなおそう、と思う錬金術師であった。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
614Res/276.30 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - フィアンマ「暗闇の世界から」アウレオルス「当然、救い出す」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1368015095/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice