過去ログ - ジンオウガ 「ほう……未来を見通せるお守りか……」 2
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24
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2013/05/15(水) 21:24:51.28 ID:S4H6VCkD0
―高地のはずれ、夜―
グレンゼブル (何でだ……? 少女の居場所が何となく分かるぞ……)
(やけに強力なモンスターと一緒にいるな……)
(意識は失ってるみてェだ……やっぱりさらわれたんだ!)
以下略
25
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2013/05/15(水) 21:25:38.19 ID:S4H6VCkD0
グレンゼブル (猿の子供……こいつも、俺と同じような力を……)
ココモア 「お姉ちゃん……絶対助ける!」
イャンガルルガ 「このまま真っ直ぐって……この先は崖だぞ! そしてその先は海だ!」
グレンゼブル 「いや、この先にも陸地はあるんだ!」
イャンガルルガ 「どういう意味だ?」
以下略
26
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2013/05/15(水) 21:26:18.27 ID:S4H6VCkD0
グレンゼブル 「とにかく洞窟だ! そこに入ってから決めるぜ!」
イャンガルルガ 「何をだ!?」
グレンゼブル 「うるせぇな! 全部だよ! うだうだ考えるのは俺の性に合わねぇ!」
ココモア 「ティガレックスさん達は呼ばなくていいの!?」
イャンガルルガ 「あのバカども呼んでたら逃げられる! 俺たちだけで行くぞ!」
以下略
27
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2013/05/15(水) 21:26:47.45 ID:S4H6VCkD0
―大洞窟内部―
少女 「……!」
(私……どうしたの……?)
(誰かに、頭を殴られたと思ったら……ここ、洞窟の中……?)
以下略
28
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2013/05/15(水) 21:27:17.44 ID:S4H6VCkD0
少女 「!!」
「これ…………」
「骨……?」
「あたり一面……骨だ……」
「すごい量……前も後ろも……骨の山……」
以下略
29
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2013/05/15(水) 21:27:46.88 ID:S4H6VCkD0
少女 「グレンゼブルさんの洞窟にあった、剣だ……」
「浮かんでる……骨の山の上に……」
「うっ……」
「頭が……痛い……」
?? 「やはり、お前はその力と反発しあうのか……」
以下略
30
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2013/05/15(水) 21:28:26.87 ID:S4H6VCkD0
?? 「よし」
「これだけ近づけば、私の姿が見えるだろう」
少女 「!!」
「銀色……」
(炎の光を反射して……キラキラ光ってる!)
以下略
31
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2013/05/15(水) 21:28:55.23 ID:S4H6VCkD0
?? 「こっちだ」
少女 「いつの間に……後ろ!?」
「足音も聞こえなかった……」
(いえ……それどころか、足元の骨は少しも音を立ててないのに……風も動かなかった!)
?? 「まぁ驚くな。私だって、お前のことは不思議に思っている。人間が古龍になるなど、聞いたことがない」
以下略
32
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2013/05/15(水) 21:29:31.12 ID:S4H6VCkD0
少女 「あなたは……銀色のナルガさん。ここに住んでるの?」
?? 「ああ。私は、仲間の中では月の光、『月光』と呼ばれている」
少女 「月光……さん?」
月光 「モンスターが名前を持つなど、奇妙なものだろう? 驚いたか」
少女 「うん……でも、私の友達も名前を持ってるよ」
以下略
33
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2013/05/15(水) 21:30:00.26 ID:S4H6VCkD0
少女 「そうなんだ……ありがとう。私を助けてくれたの?」
月光 「それは違う」
少女 「?」
月光 「私は、この大陸を統べるモンスターの一匹でね……」
「たまたまこの近くにいたら、お前の古龍化を感じ取った」
以下略
34
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2013/05/15(水) 21:30:35.46 ID:S4H6VCkD0
―大洞窟入り口―
イャンガルルガ 「マジでこんな薄気味悪ィところに少女は連れてかれたのか?」
「俺の目でも暗くてよく見えねェぞ!」
ココモア 「大丈夫! 僕が少女の居場所を感じ取るから、その通りに進んで!」
以下略
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