過去ログ - ジンオウガ 「ほう……未来を見通せるお守りか……」 2
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42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/19(日) 06:23:56.39 ID:yxx8w0lOo
>>41
乙です!!
ついにクックさんとハンマーとメイン揃い踏みですね
次も楽しみにしてます


43:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2013/05/22(水) 22:18:05.43 ID:HV2+hqAF0
こんばんは。

続きが書けましたので投稿させて頂きます。


44:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2013/05/22(水) 22:19:02.29 ID:HV2+hqAF0
―大洞窟、奥部―

月光 (ふむ……異質な力が近づいてくるな……)
   「場所を変えよう」
少女 「月光さん、私、友達と一緒に旅をしてたの。一言言ってこないと、みんな心配しちゃう」
以下略



45:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2013/05/22(水) 22:19:45.34 ID:HV2+hqAF0
少女 「この黒い……人の使う剣みたいなものは何なの?」
月光 「私にもよく分からぬ。ただ私の生まれる前からこれはここにあった。あまり良くないものであることは確かだ」
少女 「私の友達のお家にも同じ物があったの。それを見てると気分が悪くなって……」
月光 「…………」
少女 「気がついたら、周りのものを全部壊したくなっちゃってた。私……怖い。この力、私には制御できない……」
以下略



46:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2013/05/22(水) 22:20:22.94 ID:HV2+hqAF0
少女 「知らない声が頭の中に響いたの。『グラン・ミラオス』って」
月光 「何……?」
少女 「何か知ってるの?」
月光 「…………グランとは、『全てを』、ミラオスとは『壊す者』という意味だ」
少女 「!!」
以下略



47:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2013/05/22(水) 22:21:06.58 ID:HV2+hqAF0
月光 「例えばお前は、お前の中にある優しさや苦しみを、そのまま捨て去る事ができるか?」
少女 「それはできないよ……形がないものだし……」
月光 「同じことだ。力とは感情に似たもののこと。捨て去ろうと思って捨てられるものではない」
少女 「…………」
月光 「力を持っているから脅威なのではない。力を持つお前が脅威なのだ」
以下略



48:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2013/05/22(水) 22:21:36.20 ID:HV2+hqAF0
少女 「共存……力と……?」
 >キィィィン!
少女 「うっ……!!」
月光 「どうした!?」
少女 「頭が痛い……何か聞こえる……」
以下略



49:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2013/05/22(水) 22:22:05.39 ID:HV2+hqAF0
月光 「私の背に乗れ! 鱗をしっかり掴むのだ!」
少女 「うん!」
月光 (何だ……何が来る……?)
 >ガシャ……
 >ガシャ……!! ガシャ!!
以下略



50:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2013/05/22(水) 22:22:46.75 ID:HV2+hqAF0
少女 (は……速い!!)
 >ガキィィィン!!
月光 「何!? 私の牙を受け止めた!?」
少女 「離れて、月光さん!!」
黒いモノ 「!!」
以下略



51:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2013/05/22(水) 22:23:22.42 ID:HV2+hqAF0
―大洞窟、入り口―

イャンクック 「何だこれは……?」
黒いモノB 「…………」
グレンゼブル 「なんか嫌な感じだ……人間みてぇな形をしてるが……」
以下略



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