過去ログ - モバP「『ダイスキドリンク』?」
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110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/17(金) 03:07:21.52 ID:lYyzYe+V0

かな子「ぜぇ……はぁ……」

ちひろ「か、かな子ちゃん? そんなに疲れて……あ、レッスン終わって帰ってきたんですね」

かな子「は、はい……それと水筒をここに忘れてしまいまして……」

ちひろ「水筒……? 飲み物なら自販機で買ったりとかしなかったんですか?」

かな子「プロデューサーさんとちひろさんへの差し入れのカップケーキ買ってお金が無かったんです……」

ちひろ「カップケーキ?」

かな子「はい、そこの冷蔵庫に入れさせてもらいましたっ。確かプロデューサーさんのだから大丈夫ですよね?」

ちひろ「大丈夫だと思いますよ、あ、このお店……美味しいって評判のお店?」

かな子「そうなんですっ!」

かな子「私の手作りじゃ真似できないぐらい美味しくて、カップケーキはいつも数量限定で買えなかったんですけど、何とか3個手に入れれまして!」

ちひろ「す、凄いですね。そんなのを差し入れだなんて……ありがとうございます」

かな子「いえいえ! あの、プロデューサーさんは?」

ちひろ「事務所外で今度のライブの打ち合わせしていますね。しばらくは帰ってこないと思いますよ」

かな子「そうなんですか……っと、そうだ、水筒水筒……」

ちひろ「水筒ってもしかして……これ?」

かな子「はい、それです!」

ちひろ(まさか同じ水筒を使ってるとは、奇遇ですね……えっ?)

かな子「ずっと喉がカラカラだったんですよぉ〜……これで生き返りますっ」

かな子「……」ゴクゴク

ちひろ(いやまさかー、そんなお約束的な展開なんて……)

かな子「……? お茶じゃない……スポーツドリンクかな? 凄く美味しいけど……」

ちひろ(……ありました)

かな子「ちひろさん、もしかしてこれってちひろさんの水筒……」

かな子「……」ジー

かな子「ご、ごめんなさい。か、勝手に飲んじゃいました……」

ちひろ「い、いえ、いいのよ。じゃあ、こっちがかな子ちゃんの水筒かしら?」

かな子「あっ、はい! こっちじゃなかったらたぶんそれです!」

ちひろ(……ごめんなさいプロデューサーさん。散々説教しておいて私がやってしまいました)

ちひろ(っていうか、これも当たりですか! なんなんですかもう! 私が味見する時は全くそういうことないのに!)

かな子「そうだ。ちひろさん、カップケーキ食べませんか?」

ちひろ「えっ? そうね、今丁度時間はあるし……でも、プロデューサーさんは待たなくていいの?」

かな子「ちひろさんと2人っきりの今がいいんですよっ♪」ニコッ

ちひろ(ああ、断れない……)



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