過去ログ - まどか「シークレットゲーム」
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48: ◆2XXLnn8owg[saga]
2013/05/11(土) 07:43:02.91 ID:XafDcoSx0
QB『そうそう。チップの中には特殊機能がついてるのもあるからね』

さやか「特殊機能?」

QB『そうさ。例えば、チップの場所を探るチップとかね』

さやか「ほー、これは便利だね」

QB『で、最後に説明会に来てくれた君達に特別なものを見せてあげるよ』

まどか「特別なもの?」

QB『隣の部屋に用意してあるから、見てくるといいよ。見たら、こっちに戻ってきてね』

さやか「隣の部屋?」

上條「鍵がかかってた気がするけど……」

QB『開けてあるから、大丈夫』

ほむら「………」

さやか「何かゲームのヒントでもあるのかな?」

仁美「もしかしたら、私達の控え室かも」

まどか「どっきりだったり?」

ほむら「……」

まどか達は知り合いに会ったからか、呑気にしてるけど、実際はこの状況は異常だ。少なくとも、5人以上も拉致して、なおかつ、これまで、すべてが知り合い。これを偶然と済ませるにはおかしすぎる。この場所についても、だけど。これだけの人間を拉致して、気づかれない場所……どこかの島か山奥かしら? いずれにしても、私達を拉致、こんなところに放置できる土地、PDA、これだけを考えても、莫大な資金がいるはず。

ほむら(そして、おかしいのは……)

ルールに魔法少女のことが書かれている。つまり、この運営のやつらは魔法少女の存在を知っている。そして、あいつね。何でまた、こんなことを……

まどか「ほむらちゃん?」

ほむら「……」

まどか「ほむらちゃん!」

ほむら「……はっ」

まどか「どうかしたの?」

ほむら「……何でもないわ」

まどか「そう? 体調が悪いなら、いつでも言ってね。私、保健係だから」

ほむら「ありがと、まどか」

保健係はこの場では関係ない気もするけど。

まどか「行こうよ、ほむらちゃん」

ほむら「ええ」




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