1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/09(木) 21:23:15.37 ID:NFxjxPet0
「そういうわけみたいなので、よろしくお願いしますね……」
彼女はレッスンルームの床にへたり込んでいる
男の顔お見上げ、ゆっくりとした口調でそうつぶやいた
顔は貼り付けたような作り笑顔
やや下がった眉は困惑を隠しきれてはいない
しかし、その笑顔を向けられて男も思わず微笑んでしまった
それほどまでに彼女のあどけない顔には愛嬌があったのだ
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/09(木) 21:27:52.73 ID:NFxjxPet0
人間に限らず、大抵の生き物は想定の範囲を大きく越えた出来事には対応することができない
あるものは全く身動きがとれずに
あるものは錯乱し
そしてあるものは目の前の光景から目を背ける
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/09(木) 21:34:09.53 ID:NFxjxPet0
目の前にあるこの光景を信じられるものはそう多くはないだろう
レッスンルームには光に包まれた男が数人
『男』としたのは、説明上のことである
『それ』の存在を認識する事はできても、それ以上は不可能だった
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