34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/10(金) 22:27:09.80 ID:6g5KaO/h0
訂正
>>27
『ウサミン星』
それは菜々の空想の中にある惑星だと思われていた
彼女はプロデューサーにスカウトされたときから、自らを『ウサミン星人』と話していた
もちろん、誰も本気にはしなかった
芸能人、特に売れないアイドルや芸人がぶっとんだ設定を作るのは珍しいことではない
だが、彼女の空想上の星は存在していたし、彼女の話を聞く限りは地球よりも数段文明レベル上であると言えた
「ウサミン星から東京まで1時間」
以前に彼女が話していたことがあるが、これも事実だった
恒星間航行をも可能にする。ほぼ、瞬間移動と呼んでもいいような超技術
そのような機構を持った乗り物が当たり前のように存在する文明レベル
彼女にとって、我々の生活はどのように映ったのかは想像に難しくない
「結論から言おう……」
そうつぶやいた晶葉の顔には表情が宿っていなかった
「私達には現状、抗う術はないだろう」
落胆の色も、悲観の色も
何も感じられないような坦々とした声で晶葉は言った
>>33
おっしゃるとおりです。ありがとう
間違い多くてすみません
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