過去ログ - アコス「これ何連戦目…?」穏乃「あと一勝したら終わり…!」
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140:平常心じゃいられない♪  ◆FXjpmwQPeg[saga]
2013/05/18(土) 08:55:09.90 ID:PJ9kL1lbo
憧「ど、どうやって?」

シズ「それは私からも説明できるんだけど、もうちょっと憧が落ち着いてからにしようか」

憧「…と、時を越えたり、とか?」


精一杯、私は考えてみるけどそういう御伽噺のような方法しか思いつかなかった。
というか過去に死んでしまった人を助ける、だなんて時を越えるしかないんじゃないだろうか。
……というか穏乃を助ける、ってまさか。


憧「ちょっと待って、穏乃を助けるってそもそもどういうこと?」

憧「穏乃はもう死んじゃってるよね。…なんていうか、天国に行けてない穏乃の心を救うとか、そういう意味?」


主に目の前のシズが、穏乃の心を束縛しているんじゃないだろうか、とも思った。


シズ「いやいや、まぁ時を越えてに近いかな。それで穏乃が死んじゃった過去に戻って、穏乃を助けに行くの。もちろん穏乃が生きるために」


目の前のシズはそう言った、今までで一番深い衝撃を受けた私は、両腕で自分を抱き締めるように服の裾を掴んだ。
こうでもしないと意識が途切れて倒れてしまいそうな気がして。
倒れてしまったら、この話は夢だったような気がして。
こんな夢なら、私は、ずっと醒めないままでいたい。
ぎゅっと目を瞑って、しばらくして、また目を開けて、目の前のシズを見てみる。
まだ小人のようなシズはそこにいた。
これは現実、でいいんだろうか。
私は、穏乃を助けることが出来るんだろうか。
もう一度穏乃と喋れることが出来るんだろうか…。


平常心じゃいられないね、心揺さぶる展開だよホントに。
私の心に熱が灯った。
自分でも分かるほどに今、熱く燃えている。


シズの言うこと、全て受け入れてみよう。
穏乃を助けることに繋がるのなら、私は何だってする。



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