過去ログ - アコス「これ何連戦目…?」穏乃「あと一勝したら終わり…!」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/05/23(木) 20:14:36.92 ID:Wtej7UzWo
乙ー!
憧頑張れ!
188
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◆FXjpmwQPeg
[saga]
2013/05/24(金) 13:02:15.48 ID:FBBeLD4po
そして数日も経つと県大会は開かれた。
私たちは会場に足を踏み入れると、ふと去年のことを思い出した。
穏乃、宥ねぇ、晴絵と一緒にいたのに。今年は去年と比べると人数はほんのちょっと多いけども。
なんだか、心が重い。息も苦しくなってくる。
こんなことを、未だに引きずっているのは私だけなのかな。ふとそんなことを思い、玄と灼さんの顔を覗いてみるがイマイチよく分からない。
以下略
189
:
◆FXjpmwQPeg
[saga]
2013/05/24(金) 13:02:49.02 ID:FBBeLD4po
玄は中堅、灼さんが副将、私が大将というオーダーになった。
先鋒と次鋒は後輩たちに任せておく。きっと全国まで行くから、と先を見越して、まだ経験の浅い子を後ろに置くのは止めた灼さんの考えだった。
それでも点をよくとる玄が先鋒のほうがよかったんじゃないだろうか、と思いつつそれどころか自分が大将ということに不満を覚えていた。
何度か灼さんに変えてもらうように頼んだが、それでも私に大将でいることを望んだ。
それは全国へ勝ち進んだとき、とある人物と戦うときのためだという。
以下略
190
:
◆FXjpmwQPeg
[saga]
2013/05/24(金) 13:03:22.68 ID:FBBeLD4po
…こんな時にそんなこという馬鹿はどこのどいつですか。
私は頭の上に乗っているシズを光の速さといわんばかりの腕の動きで捕らえる。
不意打ちは成功し、一発で捕まるシズ。
以下略
191
:
◆FXjpmwQPeg
[saga]
2013/05/24(金) 13:04:01.91 ID:FBBeLD4po
シズは渋々といった感じで私の頭に乗り移る。
ちょこんと、少しの振動を頭に受けた私は多少安心感を得られた。
まるで普段している帽子を被ったような、まぁ帽子なんてここ数年被ったこともないけど。
以下略
192
:
◆FXjpmwQPeg
[saga]
2013/05/24(金) 13:05:18.58 ID:FBBeLD4po
そして大会が開かれる。
一回戦。
後輩たちが可もなく不可もなくの打ち方をし、放銃もしなければテンパイを目指す前に即降り。
点差はあまり動かずにいた。
以下略
193
:
牌の表記 【一、二、三・マンズ】 【C、D、E・ピンズ】 【7、8、9・ソーズ】
◆FXjpmwQPeg
[saga]
2013/05/24(金) 13:07:47.27 ID:FBBeLD4po
対面「ロン、メンホン・三暗刻・中・ドラ2、16000です」
対面:45西西西北北北南南中中中 放銃3
憧「……はい」
以下略
194
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◆FXjpmwQPeg
[saga]
2013/05/24(金) 13:09:50.86 ID:FBBeLD4po
南三局、親上家、ドラ一
憧配牌:一四五六ACDEG5556
5を切って頭にして、平和を狙おうか。
以下略
195
:
◆FXjpmwQPeg
[saga]
2013/05/24(金) 13:10:37.26 ID:FBBeLD4po
一瞬私は息が出来なくなった。
私は自分の点数を何度も何度も減らされてきた。
二位との7万点差もあったこの点数が。
今さらに減らされようとしている。
以下略
196
:
◆FXjpmwQPeg
[saga]
2013/05/24(金) 13:11:45.19 ID:FBBeLD4po
上家は山に手を伸ばす。
私は祈った。
一発ツモなんて、勘弁してほしい。
上家はちらりと牌を見ると、そのまま河へと置いた。
それを見て一息吐く。
以下略
197
:
◆FXjpmwQPeg
[saga]
2013/05/24(金) 13:13:12.17 ID:FBBeLD4po
ほとんど一対一じゃないか。
……考えろ。考えなければ、やられる。
私は一度呼吸をして、上家の河を見る。
以下略
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