過去ログ - アコス「これ何連戦目…?」穏乃「あと一勝したら終わり…!」
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680: ◆FXjpmwQPeg[saga]
2014/01/05(日) 01:49:27.01 ID:8pnWu3Wco
健夜(胡蝶の夢を――!)

晴絵(憧の復活――!)

咲(傷つけさせない――!)




――――――

―――…。



憧「そうだね、ずっとこういう時間が…続けばいいね」


私はそう答えていた。
だってみんな生きている、生きていれば必ず会える。
離れ離れになっても、卒業しても、必ず会えるんだ。
二度と離れるなんてことはない。それはとっても素晴らしいこと。
それが私の望んだこと。



―――けれど。



憧「ずっと――本当のシズと一緒に、こんな日が続くといいな」



私は、シズの前でそう答えていた。


穏乃「…え? どういう…こと?」

憧「そのままの意味だよ。あんたじゃなくて、本当のシズと…こんな世界で幸せな日々を過ごしたいの」

憧「シズはもう死んじゃったから……」

穏乃「………」


私は御神木の枝に座り、そこからの景色を眺めていた。視界の端にはこちらを見ているシズがいるが私は目を合わせる気なんてない。
私は言葉通りこんな世界で幸せな日々をシズと過ごす、そんな光景を瞼の裏で描きつつこの風景を眺めていた。


穏乃「…ちょっと、待ってよ。私は…ここにいるじゃん……」

憧「…そうだね、あなたはそこにいるよ。でも、シズじゃないんでしょ?」

穏乃「……憧…おかしいよ。私が高鴨穏乃、憧の親友でしょ? その私が…シズじゃないってさ……」

憧「ねぇ…私たちってインターハイを三位で帰ってきた後って何があったかな?」


シズはインターハイを三位で帰ってきている。この阿知賀に。
そんなことは有り得ない。自分の記憶がそう言っている。

信じたかった。
目の前にいるシズのことを。無事に帰ってこれた私たちのことを。
けれど私は気付いている。二つの世界の相違点について口を開いた。



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