過去ログ - アコス「これ何連戦目…?」穏乃「あと一勝したら終わり…!」
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70: ◆FXjpmwQPeg[saga]
2013/05/13(月) 13:07:01.03 ID:0HhepJy2o
―吉野川・近くの山―

穏乃「あれぇ…おっかしいな、絶対近くにあると思うんだけどな……」

晴絵「うーん、私も途中からその大木に興味出てきて探してるんだけど、見つからないな…」

穏乃「中々見つからないですね、……そろそろ帰ります?」

晴絵「え? もういいの?」

穏乃「なんていうか…ちょっと申し訳なくて…」

晴絵「別にいいよ、っていうかさっきも言ったけど、興味出てきたし、山をこうして回るだけっていうのも悪くないなって思えるようになったんだよ」

穏乃「ホントはもうちょっと回りたいんですけどね、こういう山って神秘的な場所がありそうだったので…」

晴絵「神秘的…?」

穏乃「なんだか…ふと歩いてると、自分が通ってきた道が草木で見えなくなって、周りが全部木に囲まれてるんですよ。そして太陽の光が木々の間から微かに漏れてくるような……」

晴絵「…プッ、アハハ! な、なに、穏乃ってそういうこと言える子だったっけ?」

穏乃「な、ちょ、笑わないでくださいよ!」

晴絵「神秘的ねぇ……、あー、なんか想像するとそういうところも行きたくなってきたかも……」

穏乃「うーん、でも…うーん」

晴絵「…んじゃ、一回戻ろうか。みんな連れてそういうの探し回ってみる?」

穏乃「みんな、か。ついてきてくれるかな?」

晴絵「獣道はどうしよっか、私も迷う。和はちょっと獣道は苦手そうだし、玄と和の二人の服ってあんまり獣道に向いてないんだよね」

晴絵「服の話だと憧とシズの服は私のお古だし、汚れても別にいいんだけど……ってそうだ。シズと憧の二人、私と和と玄の三人で別れて山を探索してみる?」

穏乃「あ、いいんですか?!」

晴絵「ま、本当は固まって行きたいけど、穏乃も見つけたいもの見つけられてないでしょ?」

晴絵「ただし、私達の声が聞こえて、すぐに姿が現せれるような位置にいること、初めての山なんだし、これくらいは保護者としてお願い」

穏乃「それなら大丈夫ですよ! 流石に遠くまで行きませんって!」

晴絵「よし、じゃ、一回川のほうに戻ろうか」




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