過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
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113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/12(日) 23:06:20.28 ID:Dgfk4HX70
恭介「契約なんてあいつが勝手に言ってるだけだよ。あたしやまどかを奴隷にしたいんだってさ!馬鹿みたいでしょ!」
さやか「ど、奴隷!?」
恭介「舎弟でも何でもいいけど、そういう風にしたいんだって」
転校生に至っては随分な悪評にしてしまったけど、未だにあたしは、あいつが何を考えてるのか分からない。
まどか達を助けてくれたらしいけど、それはあくまで魔女を倒したついでじゃないのだろうか。
ただ危険な魔法少女だって認識しかないんだから、こういう評価でも問題はない……
はずだ。
少なくとも、恭介はあいつに近付こうなんて思わないはず。
さやか「全然そんな風には見えなかったけど、意外だな」
恭介「外面はいいのよ、外面は。表で優しくしといて裏だとひどいんだから」
なんだかただの悪口になっている気がする。
しかも完全に根も葉もない。
あいつはあたしやまどかを魔法少女にさせたくないらしいが、人が願いを叶える権利を持ってるのにそれを奪おうっていうのは――
恭介「あれ?」
さやか「何?」
まどかを魔法少女にさせたくないなら、一昨日の事件の時に、まどかが魔女に食べられてから倒せばよかったんじゃないの?
それであいつに取っての邪魔ものが一人消えたはずなのに、それをしなかった。
まさか、まどか達を助けたのはついでじゃない、とか?
恭介「いや、あいつに限ってそんなはずない!」
さやか「さやか?」
証拠もないのに人を悪いやつだと決めつけるのは良くない。
が、逆もまた然り。
恭介「とにかく、転校生には注意しといてよ」
さやか「う、うん……確かに危険な世界みたいだ」
何を言われたのかは知らないが、誤魔化せたみたいだ。
これで魔法少女についてバレる可能性は多少低くなったはず。
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