過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/11(土) 21:04:01.97 ID:flz/a+mq0
さやか「えっと、一体何がどうなってこんなことになったんだ」
恭介「だから、知らないってば!こっちだってパニくってるのに」
さやか「とりあえず、誰かに言った方がいいかな!?」
恭介「あたしら体が入れ替わっちゃいましたーって?そんなの誰が信じてくれるわけ!?」
さやか「そうだけど、ずっとこのままってわけにもいかないだろ!」
恭介「こういう時は、まず落ち着いて行動するに限る!あたしらが最初にやるべきことは……」
さやか「な、何か策があるの?」
10分後。
恭介「なに聞いてるの?」
さやか「亜麻色の髪の乙女」
恭介「あぁ、ドビュッシー?いいよね」
さやか「……」
恭介「……」
さやか「ねえさやか、やっぱり立場だけ逆転しても意味ないんじゃないかな。なんで僕、イヤホンだけ耳に付けてるの」
恭介「ですよねー」
恭介に手伝ってもらいながら、あたしは車椅子に座り、恭介はベッドに横たわっていた。
あたしの体が思ったより非力だったのか、恭介がまだ慣れていないのか、思ったより時間がかかってしまった。
プレーヤーは壊れたけど、ちゃんとイヤホンは付けさせた。
何の意味があったのかはあたしにも分からないし、なんで恭介が大人しく従ってくれたのかも分からない。
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