過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
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139:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/13(月) 20:34:04.65 ID:9u61GnnE0
キュゥべえ『でも、確かに一人で戦う魔法少女は多いけど、二人で戦えば戦闘に関しては勝つ確率は高くなるだろうね』

恭介『……あんた、まさかとは思うけどまどかのこと誘導してない?』

キュゥべえ『僕は事実を述べているだけさ』

さやか「とりあえずできそうな方法から試してみよう。最初はやっぱり階段かな」

恭介「古典的だよねえ、一緒に転げ落ちるなんて。っていうか、簡単そうだけどかなり痛そうじゃん」

さやか「だって、ほとんどの漫画とか小説は、特殊な機械だの魔法だの使ってるじゃないか。そんなもの用意できないよ」

まどか「魔法……」

まどか『そっか、私がさやかちゃん達を元に戻してって契約すれば……』

あーもう、キュゥべえのバカ。

まどかをこれ以上危険な目に遭わせられないって言ったのに。

こういうところがまどかにはある。

所謂自己犠牲が過ぎるというか、どうしようもなく優しすぎる。

恭介『駄目だよまどか。これはあたしらの問題なの。あんたが大切な願いを使うことないから』

まどか『でも、さやかちゃんだって上条君のために願い事を――』

恭介『あたしとあんたは違うよ。あたしが恭介のために願うから、まどかもあたし達のためにって?それって、流されてるだけじゃないの?
   まどかがあたしに魔法少女になってほしくないって思ってるように、あたしもまどかになってほしくないって思ってる』

まどか『怖く、ないの?』

恭介『怖いに決まってるじゃん。本当は、戦いたくなんてない……でも、戦わずに恭介がこのままなのをずっと見ていくってのは、もっと怖い』


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