過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
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146:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/13(月) 21:49:10.07 ID:9u61GnnE0
仁美「でも、ここでさやかさんに会ってしまったということは、抜け駆けはするなということなのでしょう。
だからは私は正直に自分の気持ちを話すことにしました」
さやか「そう、だったんだ……あは、あはははは」
もはや作り笑いすらまともに出来なかった。
さやかの体越しとはいえ、こんな風に真剣に告白をされたのは初めてだった。
小学生のころは、なんとなくで告白をされたことは少なくない。
そういう人達には特に感じるものもなく、バイオリンに集中したいからと断っていた。
だがどうやら、志筑さんは昔の子たちとは全然違う表情をしていた。
仁美「あなたはどうなんですか、さやかさん」
まどか「仁美ちゃん!?」
仁美「さやかさんは、上条君とは幼馴染でしたわね。私達よりもずっと」
そう、さやかとは幼稚園の頃から一緒だ。
鹿目さん達とは、小学校に上がってしばらくしてから同じクラスになった。
さやか「まあ、そうだね。昔からの幼馴染だけど……」
仁美「本当にそれだけ?」
まどか「もうやめようよ仁美ちゃん!それ以上は本当に……」
仁美「さやかさん。あなたは、あなた自身の本当の気持ちと向き合えますか」
さやか「自分自身の、本当の気持ち?」
さやかの本当の気持ち?
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