過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
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147:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/13(月) 22:01:22.31 ID:9u61GnnE0
仁美「今日来たのは自分の気持ちを固める覚悟をするため。いつかさやかさんにも言うつもりでしたが、こんなに早くなるとは思いませんでした
私は、上条君に告白しようと思います。さやかさんがどう思っているかは、これでも友人として分かっているつもりです
上条君のことを見つめていた時間は、私よりさやかさんの方が上ですわ。だから、抜け駆けも横どりをするようなこともしたくありませんの」
抜け駆け?
横どり?
志筑さんは一体何を言ってるんだ?
仁美「だから、あなたには先を越す権利があるべきです」
鹿目さんは頭を抱えて蹲っていた。
仁美「さやかさんが何も行動を起こさないのなら、私も全力で上条君と接するつもりです」
さやか「あ、うん……そう、なんだ……」
仁美「一方的で、ずっと黙っていたことも、正直悪いと思っていますわ。でもごめんなさい、やっぱり自分の気持ちに嘘は吐けません」
さやか「……」
仁美「これから私も上条君のお見舞いに行くつもりですが、よろしいですか?」
さやか「……恭介は、今リハビリ中だよ」
仁美「……そうなんですの?」
まどか「うぇ!?う、うん!それは本当だよ!!」
仁美「ありがとうございますまどかさん。相談に乗ってくれて、とても嬉しかったんですのよ」
まどか「あの、私、仁美ちゃんには頑張ってほしいって思ってて……でも、さやかちゃんにも、その……」
仁美「分かっていますわ。できれば中立であってほしいというのが正直な気持ちですわ」
まどか「ごめん、私は二人に幸せになってほしくて……」
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