過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
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148:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/13(月) 22:11:44.36 ID:9u61GnnE0
仁美「気持ちだけで十分ですわ。それでは今日は、残念ながらタイミングが悪かったということで、帰らせて頂きます
   まどかさん、さやかさん、また学校で」

そう言い残し、志筑さんは病院を去っていった。

鹿目さんはやはり申し訳なさそうな顔をして隣に座っていた。

僕はただ、衝撃的なことが多すぎて頭が真っ白になっていて、小一時間ほどそこで空を眺めていた。

志筑さんは真剣だった。

その志筑さんは、さやかに自分の気持ちに向き合えと言った。

それ以外の言葉からも、僕は自惚れと言われようが、他に想像が出来なかった。

さやかはひょっとして、僕のことを――

さやか「鹿目さん」

まどか「な、なにかな!?」

鹿目さんはどちらの事情にも詳しいようだ。

だからきっと、僕の疑問に対する答えを持っているのだろう。

さやか「今日は、帰ってもいいかな」

まどか「う、うん……」

さやか「少し考えたいことがあるんだ」

でも、それを今の鹿目さんに聞くのは、なんとなく卑怯な気がした。


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