過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
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151:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/13(月) 22:39:52.68 ID:9u61GnnE0
白い肌。
肉の付き過ぎていない腰。
膨らんできた胸。
細すぎない腕。
滑らかな脚。
意識しないのはもう不可能だ。
昨日、気付いてしまった。
さやかはただの幼馴染じゃない。
幼馴染の女の子なんだ。
左手を伸ばし、鏡の中のさやかに触れてみる。
ひやりとした感覚が手のひらを伝わる。
さやかの左腕を見たとき、ふと、さやかの言う奇跡の話を思い出した。
さやかは僕がバイオリンを弾くことができると確信していた。
それはこのまま戻れなくても、戻ってもだ。
確かめたい。
真相を知りたい。
その上で僕は、さやかの本当の気持ちを知りたい。
僕の気持ちを知りたい。
その日は初めて入れ替わった日以上に寝付けなかった。
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