過去ログ - さやか「あたしが僕で僕があたしで」
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153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/13(月) 23:06:51.02 ID:9u61GnnE0
いきなり名前が出てきたことに少々戸惑いつつも、あたしは素直に答える。
恭介「仁美は良いやつだよ。なんてったってあたしに宿題写させてくれるしね!それにやっぱ美人だからねー、並大抵の男にはもったいないわ
なんでもそつなくこなしたりするけど、たまにどこか抜けてることもあるし、そこがまた可愛いっつーか!」
さやか「僕、昨日志筑さんに会ったんだ。この病院で」
恭介「は?」
なるほど、だから仁美の名前が出て来たのか。
それにしても、なんだか声が低い気がするのは気のせいなのかな。
さやか「鹿目さんも一緒にいたんだけどね」
風に紛れて、深呼吸する音が聞こえる。
恭介はあたしの後ろから左側に移動してきた。
その横顔は、真面目なあたしだ。
さやか「どうやら志筑さんは、僕のことが好きらしいんだ」
好き。
人が人を好き。
誰が誰を好き?
仁美が恭介を。
好き?
さやか「鹿目さんは止めようとしてたんだけどね。さやかに向けて、上条君をお慕いしていると言ったよ」
なに、それ。
一体何が起こったらそんな言葉が出てくるわけ?
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